OWNER'S VOICE
オーナーの声
ふわりんパルおかし広場店・パル一色赤羽店・ふわりんパル間浜店
地域になくてはならないコインランドリーを目指して
コロナの影響もあり経営する菓子卸売業は先細りの状態でした。
対策として考えたのは菓子店舗横の土地を有効活用し、新たに人の雇用を行わずに出来る事業としてコインランドリーの開業を考えていました。
開業に向けて相談・検討していましたが、正直に言うと最初はパルチェーン本部以外の会社で検討していました。
長年経営してきた菓子卸小売の「ノウハウ」と「信念」をコインランドリーと融合させたいという思いでした。最初に話を聞いた会社は既存の型に嵌めようとして、コインランドリーとはこういう物であるべきという既存的な考えでした。
このままでは私達の考える「地域に根付き、地域の方が気軽に立ち寄れる店舗」というのは出来そうにないなと感じておりました。
そんな時にパルチェーン本部と出会い、担当者と面談した際にパルチェーン本部のコインランドリーへの取組、お客様への思い、フォロー体制、何より35年以上のコインランドリーのノウハウがあると感じました。そして私達の理想に共感してくださるだけでなく、コインランドリーの現実的な側面もハッキリと指摘していただきました。何よりもパルチェーン本部が一つとして同じ店舗づくりをしてこなかったという事に大変共感しました。
パルチェーン本部との出会いから生まれた1号店の「ふわりんパルおかし広場店」はオープンセールからたくさんのお客様に来ていただきました。コインランドリー開業後は本業である菓子卸小売業にも良い影響が出てきました。
今まで菓子屋を利用した事がなかったお客様もコインランドリーついでにお菓子を購入していただけるようなり、逆に菓子屋を利用していたお客様がコインランドリーを利用して下さるという2つの事業間で送客することで相乗効果を得られるようになりました。
菓子卸小売りの仕事は、単価が安い、賞味期限が切れる、お客様が購入してくだされば都度商品補充・陳列が必要、商品の入れ替わりが早いなど時間と手間が掛かることばかりです。
一方のコインランドリーは掃除と集金、洗剤補充などの業務だけなので時間も人も融通が効きます。コインランドリーで発生したトラブル・クレームはパルチェーン本部が全て受けてもらえ対応してくれるので安心して任せられます。
パルチェーン本部とも相談して、1号店「おかし広場店」以降の出店計画は、2号店「一色赤羽店」、3号店「間浜店」の3店舗を一色エリア内で短期間に集中的に出店を行いました。
3店舗でのプリペイドカード共通化を実施し、一色エリア内での利便性・認知度を高めブランドイメージの向上に繋げました。また、一色エリア内で高いシェアを獲得した事により、競合他社の出店障壁を構築することも出来ました。
コインランドリーの開業が事業の完了ではなく、運営している3店舗がより地域の方に愛され、必要とされ続けてもらう店舗にする為に、お客様が事前に店舗の稼働状況を確認出来るようにした事、PayPayなどの電子決済システムの導入、「防ダニコース」「除菌・消臭コース」などの洗濯コースを増やすなどしてきました。開業後は常にパルチェーン本部からノウハウやサポート、そして私達の思いを上手く掛け合わせて様々な施策で進化してきました。
最近ではパルチェーン本部にコインランドリー運営以外にも土地売買の相談にも乗っていただき、無事に土地を売却することが出来ました。
コインランドリーのFC本部以外にも、不動産の事、屋外広告の事など幅広いサポート体制が整っていることも心強いです。
この先、私達が歳をとってもコインランドリー運営を楽しく、やりがいを持って出来ると思います。
いずれは子供達に残せる財産が出来たと考えています。
改めてコインランドリーを運営して思うことは、コインランドリー事業は人の役に立つ事業であるという事です。